「気候風土型」という住まい その四                 「おさらい」しながらエンボディドを考える

ヨシコ

“おさらいをするわね  

地球の環境悪化を受けて脱炭素は喫緊の課題、建築部門でも省エネ目標が強化されて、断熱性能の基準と一次エネルギー消費基準の二つの基準が示され、この基準をクリアーできないと建築できなくなる”

クニオ

“そうですね”

ヨシコ “でも民家のような伝統的な住まいの暮らしは、省エネ基準をクリアーすることは困難なので、このままだと伝統的住まいが建てられなくなってしまう ……  ここまでOKね”

クニオ

“歴史の継承とか文化の側面から見ると、伝統的な住まいの排除はあまりにも知恵がなさすぎ  ……  知恵を出せと叫んだ結果!”

ヨシコ

”知恵を出した結果「気候風土型適応住宅」という伝統的住まいの位置づけが示された  

クニオ

“ちっと独断的かもしれないけど、省エネ基準対応に際して高断熱高気密型のアプローチは知恵のある脱炭素とは言えない、それに対して、「気候風土型適応住宅」は脱炭素を背景とした持続的社会の住まいと言えるのではないかな”

ヨシコ

“脱炭素を背景にした持続的社会に欠かせない住まいってなに?“

クニオ

“建築部門におけるCO2排出量に関して「エンボディド・カーボン(Embodied Carbon)」という考えかたがあるんだ”

ヨシコ

“エンボディド・カーボンって?“

クニオ

“建物を建築し、維持する際に排出される「温室効果ガス」のことなんだけど”

クニオ

ヨシコ

“要するに、建築部門では、資材の製造、建設、運営時や解体においてCO2の排出を削減して持続的社会に貢献することが求められているってことね”

クニオ

“そのとうりです \(^o^)/  社会貢献で云えば、「気候風土適応型住宅」のポテンシャルは計り知れないと思います”

ヨシコ

“そうなんだ じゃー 現代社会の抱える最重要課題を考える意味でも、気候風土適応型住宅について理解を深めようと叫びたいのね”

クニオ

“はい”

ヨシコ

“では、次回から具体的なお話をしましょうか”

クニオ

“☆(>ω・)アリガ㌧♪  ”

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