省エネの流れを分かり易く…打ち水で涼を誘(いざな)う 

ヨシコ
”私子供の頃、夏、涼を求めて打ち水をした記憶にあるけど、なんか楽しかった(^^*)”
クニオ
*最近では8月お盆のあたりに、商店街がパフォーマンス的に行う、一斉打ち水が話題を集める程度かな”
ヨシコ
”どうして減ったんだろう?”
クニオ
”やはり地面がアスファルトやコンクリ―トで覆われて埃りが立たなくなったことも影響しているんじゃないかな”
ヨシコ
”そうね、それから、打ち水には「玄関先を清める」という神道的な観念もあったんだと思うわ”
クニオ
”そうですね”

”さて、打ち水は、撒いた水が蒸発する際の気化熱*1)により地面など周りの熱を奪って、大気の温度を下げ涼を呼び、ひと時のくつろぎを誘う歳時だったんだね”


ヨシコ
”私は朝、昼、夕方に打ち水したけど、本当はどの時間帯が一番効果的なんだろう?”
クニオ
”それは湿球温度と乾球温度を知ることで判断できるんだな”
ヨシコ
”えーと、湿球温度は「人が汗をかいた場合に皮膚表面が何度まで下がるか」を表し、乾球温度は「気温」と考えればいいと言ったわね”
クニオ
”そうです、湿球温度は人の熱さの実感(体感)に近い指標ですね”
”具体的には湿球温度と乾球温度の差が最も大きいい時間帯が最も効果的です、ジャー湿り空気線図を見てみましょう、A点は8月の朝(9:00)、B点は昼(13:00)C点は夕方(17:30)の湿球温度です”


ヨシコ
”えーと表をみると、昼の温度差が一番大きいわね、ということは昼が最適ということでしょうか?”
クニオ
”そういうことですね、昼の気温は36℃だけど、打ち水の効果で最大10℃の温度降下が期待できる、だから体感上26℃となる”
ヨシコ
”−10℃で26℃か……でも昼は日射もきついから、そこまでの体感は無理かな”
”やはり、打ち水は夕方から夜にかけてが情緒がありますね、下に画像は夏の京都西陣です”


「水打つて小路の奥に東山」 長谷川櫂 「蓬莱」*2)   京都行きたいわ^ワ^*)”

京都西陣 打ち水とあかり

クニオ
”僕も自宅で庭木に水遣りや打ち水するけど、最近の夏はあまりにも暑いから「焼け石に水」って感じだね”

*1)気化熱
 水は、周りの熱を吸収することでに蒸発して水蒸気になろうとします、水が液体から気体に変わる際に、周辺の熱(地面等に蓄熱されている熱)を奪って蒸発する。

*2) 出典 きごさい歳時記 より

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