Q&A4. 本当の強さって何? を考えさせた「渡り腮構法」
クニオ
”手弱女って知ってる?”
ヨシコ
”もちろん知ってます、「たおやめ」て読むのよね……「手弱女」って綴るから弱々しいと感じるけど、実は「優しくしなやかな女性」のことです”
クニオ
”そうですね もともとは「たわやめ」と言って「たわやかな女性」という意味だったそうです、そしてこの「たわやか」は、しなやかな体つきとかしなやかなさまといった意味だった”
ヨシコ
”今で言えば ICHIROUみたいなかな? 女性じゃないけど”
クニオ
”確かにそんなイメージですね 「たわやか」は「撓む」(たわむ)ようなしなやかなこと、ICHIROUには強屈とか頑強のイメージはないけど「しなやかだなー」って思うよね!”
ヨシコ
”なるほど、あなたが言いたいことは、本当の強さとは「しなやかさ」だと”
ヨシコ
”えーと £(。・v・)o†─ところで─†o(・v・。)β 今日のお題は「時ノ寿木組みの家」が採用している「渡り腮構法」のお話しなんだけど ………… ”
クニオ”
”ええ だから「渡り腮構法」の源泉は「手弱女」にありということです”
ヨシコ
”?”
クニオ
”モノの強さって外力に耐える力なんだけど”
”例えば、木の枝は曲げようとする、その力に対して耐えに耐える、でも、ある段階で突然ポキッと折れてしまう!”
ヨシコ
”けど、竹はしなるだけしなり折れない、力を弱めると又元に戻る……しかし……生木は簡単に折れませんけど! ”
クニオ
” ∑(o’д’o)ハッ!! 鋭い! ”
彡(´・_・`;)彡ヒューヒュー ………を取り戻して…………
ヨシコ
”OK! 本当の強さとは、強屈とか頑強さではなく、柔軟性と粘り強さ、そして復元力にあると言いたいのね”
クニオ
”はいそうです、力学では突然折れる現象を「脆性破壊」、徐々に変形しながらなかなか壊れない粘り強さを「靭性」と言います”
ヨシコ
”脆性と靭性ねー 人でいうと益荒男と手弱女ね”
クニオ
”益荒男と手弱女ねー 良い例えでね ワァ──o(。´・∀・`。)o──ィ♪ これからの男性には「たおやかさ」が必須アイテムになるかも ”
ヨシコ
”ええー でも「たおやかさが」を秘めた女性も少なくなったわよ (つωi。)ザンネン…………… さて……結論をお願いします”
クニオ
”「時ノ寿木組みの家」のクライテリアの一つである構造の基準(きわめて重要な判断のよりどころ)が靭性なんです、そしてそれを備えた構法が「渡り腮構法」です”
ヨシコ
”本当の強さを備えた構法が「渡り腮構法」というわけね”
クニオ
”はいそうです、
”次回はその「渡り腮構法」の構法の成り立ちについてお話をしたいと思います”
ヨシコ
”はーい 期待してます”
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