Q&A9 土壁の家は生き延びる力が高いって何?
クニオ
”最近、レジリエンスっていう概念が散見されますね”
ヨシコ
”そうですか 聞いたことないけど!”
クニオ
”今年の言葉2021年にありませんでしたか?”
ヨシコ
”流行語大賞のこと?”
ヨシコ
”処でレジリエンスって ”
クニオ
”「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」(*1) として広く用いられるように用になった考え方です。
”「しなやかに適応する」を建物で云うと、地震力などの外力に対して粘り強く抵抗=変形しながら地震のエネルギーを吸収することであり、簡単に倒れない構造体のことです”
ヨシコ
”土壁を選択する理由の第二「木組みと相性が抜群、スクラムを組めばレジリエンスの大きな構造体となります」ってことね”
クニオ
”そうです!簡単に倒れないってことは、復旧もやり易い=生き延びる力が高いってことですね”
ヨシコ
”ということは、住人の生存空間も確保できるってことだから、住人が生き延びる可能性も高まる?”
クニオ
”そうですね”
ヨシコ
”地震エネルギーを吸収する建物に免振構造ってのがありますよね”
クニオ
”はい、免振は、地面と建物の間にゴムなどの緩衝材を入れ、その緩衝材がエネルギーを吸収し、建物に直接地震動が伝えない構造ですね”
ヨシコ
”って言うことは土壁の家って、最新の工法と同じなんだ!”
クニオ
”まったく同じでないけど、地震エネルギーを吸収して破壊力を減衰させるって技術観は同じだね”
ヨシコ
”なるほどね〜先人の知恵って奥が深いね!”
クニオ
”まったくね、それとレジリエンスって構造的に生き延びる力サスティナブルにも通ずる奥の深い概念なんだけど”
ヨシコ
”そこは、またの機会に話しましょう!”
(*1)伝統木造のレジリエンス[生き延びる力]を考える NPO木の建築フォラムHPより抜粋
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