柚子湯が教える二宮尊徳翁の報徳訓
二宮尊徳の教えとして分度・至誠・勤労・推譲の報徳訓が有名ですが、今日は推譲の話題。
推譲は読んで字のごとく他人に譲ることですね。
”他人に譲ること!って、生き馬の目を抜くこのご時世にそんな悠長なことを言ってたら生きていけないぜ”といった声が聞こえてきそうです。
もちろん尊徳翁の教えですから深い意味があります。
「タライの中のピンポン玉を自分の方に寄せようと水を掻くと
両側から(ピンポンは)向こうに行ってしまう。
逆にピンポン玉を相手に譲るように水を押し出してあげると、
(ピンポン玉は)両側から自分の方に寄ってくるんだ。」
その意味するところは読者にお任せするとして、実際にやってみた。
尊徳翁は「我が道は実践あるのみ」とおっしゃっているので。
ところで、12月21日は2020年の冬至であることに気づき、ピンポン玉でなく柚子を、タライでなく風呂で実践することにした。
冬至と云えば、昔から柚子湯につかる習わしがありましたね。
さて、実践雄結果はどうであったか、風呂に浸かり湯を自分の方に引き寄せると柚子は寄ってくるが、そのうちにプカプカ漂いながら向こに行ってしまう。
それじゃと、柚子に向かって湯を押し出すと…おおー…プカプカと漂いながら自分の方にやってくるではないか。
長い目で見れば譲った方が良いみたいだ、近視眼的な対応は良い結果を生まないことを柚子が教えてくれた。
”柚子湯はコロン禍においても最高にくつろげる時間!”
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