エイジングを味わう
「年を取ること」「古くなること」を否定的あるいはネガティブに捉える風潮がありますね、一方「熟成する」「古びる」と云うと、何か肯定的なイメージが喚起されませんか。
メンテナンスフリ―は手間を掛けないことへの解答でなくて、「熟成する」「古びる」ことの価値を否定しているととらえるべきだと思うがどうでしょう。
かの秦の始皇帝は、不老長寿の仙薬を求めて、倭国に徐福を遣わしたと伝承にあり、かように誰もが年を取るいことを恐れたいたのだ。
しかし、いつまでも新しい、経年変化がない、年を取らないと思うことは幻想であることは誰も知っている。
であれば、「年を取ること」「古くなること」を肯定的にとらえ、美しく変化して味わいが深まる暮らしをしたいものです。
画像は杉板の経年変化の様子、住まい手はこの経年変化を美しい、味わい深いと感じているかな!
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