”「効率化」は幸福をもたらさない。〈コモン〉の力で社会変革を!”
上記の表題に惹きつけられて思わずクリック。
”効率化”とか”幸福をもたらさない”にびびーんと反応してしまった、というのも、常々、住まいを提案していて、効率的、生産的に提供される今風の家づくりのあり方(家づくりの仕組み、住まい手の意識)に違和感を抱いていたからです。
クリック先のサイトは新刊書の紹介サイトでした、ここでは、著者へのインタビューを通じて、新刊書を書き上げた意図や著者の人となりを紹介していました。
早速、インタビュー記事を拝読。
”なるほど!”、”そうだよね!”と思わず膝を叩いてしまうほど共感を抱く記事だったので、すぐ購入してしまった。
以下に僕が膝を叩いた部分の要約を。
資本主義が影響をもたらす環境や気候変動から地球を救う手立を語る部分=”この時代の本当のイノベーションとは、長く使えて、環境にやさしく、「買い替えなきゃ―!」というストレスから消費者を開放すること”である。
”最新機能や流行のデザインや雰囲気で気分一新し、或いは、目先を変えるために意味のないスタイル変更で購買意欲を掻き立てる、こうしてモノやサービスは、短サイクルで陳腐化し寿命が終わりゴミとなる。”
これって、僕たちが提案している家づくりの理念である「人にとってふさわしい住まい」のコンセプトとシンクロし、「時ノ寿木組みの家」の提案は、今時代が本当に必要としている考えだと確信しました。
著書は斎藤幸平・大阪市立大学准教授、著書は「人新世の資本論」*1)
”「効率化」は幸福をもたらさない。〈コモン〉の力で社会変革を!”現代新書の新刊書サイトでで紹介をしています、ご興味のある方はどうぞアクセスしてください。
*1)人新世(じんしんせい、ひとしんせい)とは、人類が地球の地質や生態系に重大な影響を与える発端を起点として提案された、完新世(Holocene, ホロシーン)に続く想定上の地質時代のこと…ウイキペディア
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