省エネの流れを分かり易く…一次エネルギーって何? 

ヨシコ
”昨日(1月10日)秋葉山に初詣に行ってきたんだけど寒かったー!”
クニオ
”この冬一番の寒波が続いているからね。”
ヨシコ
”お昼ごろでもマイナス2℃だったの、社務所は暖を求めて参拝客でいっぱい、暖房費も馬鹿にならないわね!”
クニオ
”確か暖房は灯油ストーブだったけ?”
ヨシコ
”そう、灯油ストーブだったわ!”
クニオ
”処で、エネルギーの話に変わるんだけど。
 灯油は二次エネルギーと呼ばれるんだ、一次エネルギーを転換・加工したエネルギーのことで、灯油の他にプロパンガスや電力、ガソリンがそうなんだ。”
ヨシコ
”フーン!、それって私たちが日常的に使ている燃料のことね。”
クニオ
”そう、で、転換・加工する前のエネルギーを一次エネルギ=化石燃料と呼び、石油、石炭、天然ガスがそうです。”
ヨシコ
”そうなんだ、でも、省エネっていうんだったら、この日常的に使っている燃料(二次エネルギー)を減らすわけでしょう、なぜ一次エネルギーが指標になるの?”
クニオ
”えーと、例えば灯油やガスを燃やせば1のエネルギーで1の熱を得ることができる、けど、電力はコンセントから1の熱を得るためには2.7のエネルギーを投入しないといけなんだ。”

ヨシコ
”どういうこと?”
クニオ
”下図を見てください、電力は発電所でつくられるけど、熱ロスや送電ロスによって発電効率は38%なんだ、発電所で100のエネルギーを投入しても家庭で得られる電力としてのエネルギーは38ということです。”

出典 省エネ・エコ住宅設計マニュアル 野池政宏 (株)エクスナレッジ


ヨシコ
”ということは、1/38×100=2.7か”
”なるほど、灯油は1、電力は2.7だから、灯油と電力は同じ二次エネルギーでも土俵が違うってことね。”
クニオ
それに省エネ法の主旨CO2の削減、二次エネルギーである電力を消費してもCO2は発生しないから”
ヨシコ
”よくわかりました”

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