テラスと吹き抜けが風を誘う住まい
テラスと吹き抜けが風を誘う住まい
若夫婦+子供の3人家族、庭と吹き抜け、少し時が経過したような褐色を基色にした住まいがご希望でした。
住まいはコート(庭)を北西に囲むように配置しましたた。特に「浴室」と「脱衣室」は北側に計画される事が多いのですが、ここでは南に張り出し、コートを囲むように計画し、LDKと共にコートに面し、暮らしの主役を演じてもらう事を意図しました。
コートに面して、住まいの中心に吹き抜けを持った居間に配置。吹き抜け上部に窓を設置することで、夏場の通風を促す事を狙いました。
吹き抜けもLDKも南北に窓を計画した事も幸いして、予想以上の通風を得られ、その通風が躯体の壁の熱や人体の熱を奪うことで、快適さを作り出すことができたようです。
入居後、「通風があり、かなり快適」と言われたことが、それを物語っていますね。
一方、省エネも重要なポイントでエコポイント対応住宅を目指しましたが、結果、熱損失係数2.68<2.7(基準値)と次世代省エネ基準をクリアーしました。
恒例の、あなたが主役の家づくりは、木部塗装に参加していただき、構造材と仕上げ行程で一緒に汗を流しました。
記憶に残る家づくりになったのではないでしょうか。
●建設地 掛川市
●構造・規模 2階建て 116.76m2(35.3坪)
●施工
○大工:(有)小坂建築
○左官:(株)松本工業
○板金:(株)中山板金工業所
○住設:TOKAI
○製材:(株)天竜木材
○構造材:(株)天竜木材
○電気設備:(株)田嶋電気工業所
○給排水衛生:(株)浅岡工業
○防蟻処理(ヒバ油+木酢液)オリジンコーポレーション
●主な仕上げ
○外部
外壁:ガリバリュウム鋼板縦ハゼ葺き、赤杉杉羽目板張り
屋根:ガルバリュウム鋼板瓦棒葺き
○内部
床:檜板張り厚40、一部琉球畳敷き(和室)
壁:藁入り漆喰、一部磨き仕上げ
天井:杉板厚15 本実小屋組表し
●温熱性能
熱損失係数(Q値)2.50W/m2K<2.
夏期日射取得係数 0.06<0.08
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●木工事費 約 円
●左官工事費 約 円
上記の内、木材コーディネーターによりコーディネートされた構造材費 円
●総工事費 約 22,000,000〜24,000,000 円(地盤改良費、外構費は含まず)
●設計監理料 2,100,000円〜2,300,000
住まい手感想
今から丁度10年前・・・夫婦で和風モダンの家を建てたく、ハウスメーカーを中心に探していましたが、納得するものが見つかりませんでした。
途方に暮れていた所、土地を購入した不動産屋の叔父に紹介して頂いたのが清水建築士でした。
過去に清水氏が関わった家を見学させて頂き、そのセンスに自分達の価値観とピッタリと合い、そのまま契約の運びとなった事を覚えています。
清水氏の設計する家は一言で「自然と調和する家」だと思っています。
上辺だけのエコが叫ばれている現代において、彼の設計する家は「植林から家の解体時の廃材まで」をトータルで考えた素晴らしい物だと感じています。
経済性重視の日本の家づくりに疑問を感じている方は是非一度、清水氏に会ってみることをお勧めします。
玄関から土間、リビングに至るまでのコンセプト、提携している業者、設計中の現場視察まで全てお任せできます。
私達夫婦と息子1人の3人家族ですが、10年飽きる事無く、終生過ごしたい家だと感じており毎日幸せな気持ちで生活が送れています。
「本当に住みたい家とは何か?」を考えている方に、自信を持ってお勧めできる建築士だと思います。
“木の家”を一緒に建てませんか?
『時ノ寿 木組みの家』は、多くの職人と共にあなたのご希望に叶う“木の家”を建てる活動をしております。
ぜひ、一度、あなたのご希望をお聞かせ下さい。
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清水建築工房 一級建築士事務所
代表
清水 國雄
〒436-0084 静岡県掛川市逆川473-1
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メール : info@shimizu-arc.jp