設計例 せがいの家II

 アプローチと玄関玄関に象られたモミジくつろぎと土間キッチンから見た土間和室から見たくつろぎ土間に置かれた薪ストーブ2階から見たくつろぎ2階から見た土間階段から和室を見るフリースペースにならぶ陶器持ち出し梁土間上の木組み土間上の木組み夜の土間に、暖かな薪ストーブの炎 

せがいの家Ⅱ
「せがいの家Ⅱ」では2つの重要な取り組みを行いました、木材のコーデイネートと温熱環境のシェミレーションです。
 木材のコーデイネートは基本設計の段階で、必要な材を選木・伐採・葉枯らしし、それを製材して直接住まい手にお届けする取り組みで、3棟目の試みです。
 「時ノ寿木組みの家」は土壁が標準仕様です、土・土壁は温熱環境を考える上で重要な素材・部位となります、その容積比熱の大きさゆえ、ゆっくり暖まりゆっくり冷えるので室内温度の変動を抑えたり、体感に大きな影響を与える輻射熱のコントロールに大いに寄与します。
 今後省エネは大きな課題となりますが、住まい手が快適に暮らす基本的な環境は、輻射熱のコントロールによってつくられると思います、そのためエアコンはありまぜん、「せがいの家Ⅱ」では、シェミレーションにより温熱環境を確認しながら設計を進めました。
 結果はすでにでています、夏場室内の小さな温度差や低く安定した湿度、シェミレーションを下回る光熱費などを見ると、輻射と通風を主体とした温熱環境の住まいこそ、快適ですがすがしく暮らすことのできる住まいだと改めて思います。



●建設地 菊川市堀之内地内
●構造・規模 木造2階建て 104.76m2
●施工 ○大工:(有)小坂建築
    ○左官:(株)松本工業
    ○板金:(株)中山板金工業所
    ○住設:TOKAI
    ○製材:山田製材(株)
    ○構造材:時ノ寿の森・(株)スンエン
    ○電気設備 (株)田嶋電気工業所
    ○給排水衛生 (株)浅岡工業
    ○防蟻処理(ヒバ油+木酢液)オリジンコーポレーション
●主な仕上げ
 ○外部 外壁:土壁下地リシン掻き落とし、
        焼きスギ羽目板
        ガルバリュウム鋼板小波
     屋根:ガルバリュウム鋼板縦ハゼ葺き
 ○内部 床:三和土(蓄熱床)、桧板張り、杉板張り
     壁:漆喰、色土糊捏ね撫で切り、珪藻土クロス
     天井:杉板本実小屋組表し
●温熱性能
 熱損失係数(Q値)2.67W/m2K  夏期日射取得係数 0.05
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●木工事費  約10,400.000円
 上記の内、木材コーディネーターによりコーディネートされた
 構造材費 2,330.000円 
●総工事費  約21,000.000円(地盤改良費、外構費は含まず) 
●設計監理料 1,800.000円