家づくりを住まい手に取り戻す of 時ノ寿 木組みの家

3つの仕組み+1

家づくりを住まい手に取り戻す

住まいに、住まい手自ら手間を掛けることが、豊かで楽しい暮らしに繋がる。
「時ノ寿木組みの家」の作り方の一つが住まい手参加の家づくりがあります、プロに任せっきりではなく、やれるところは参加しようという仕組みです。

住まいが、住まい手(建築主)の手から放れて久しい、かつて*1)普請は大工棟梁の采配で、住まい手や住まい手親族も参加しての協働同労働でもあった、例えば、社会の基盤をなした「結」は協働労働の意味を持つた慣行だったし、建前、屋根葺き、荒壁掻けなど短時間に労働力を必要とするとき、親戚や組内から応援を頼む相互扶助の慣行があったことよく知られている。
戦後、「結」は衰退し、住まいの建設は外部化され、業者が請け負ったり、工業製品化で対応したりするようになり、住まいづくりは、よくわからないブラックボックス化かされてしまった。
結果、欠陥住宅発生する下地ができてしまった、といっても過言ではないと思いませんか。

間取りを決め、契約書に判を押し、キッチンなどの住宅設備機器や材料をカタログから選び、3ヶ月も経てば出来上がり、引き渡しを受けて、これが我が家かと感慨にふけることができるのだろうか。
建設段階で住まい手が参加できなくて、長期に渡り住まいを維持管理する動機付けができるのだろうか。

家づくりの一部に参加し、手の後を刻むことで、家づくりの記憶を豊かなものにしてくれるだろうし、後に語りぐさになるように、もめればもめるほど、失敗すれば失敗するほど家族の会話を深めてくれるだろう、家づくりは家族の絆を強める行為でもあるのだと思います。
その先に、住まいに対する愛着や愛情の深まり、維持管理する動機付の高まりがある……一度参加しませんか。
*1)普請 「あまねく人々に請う」という意味で多くの人に呼びかけ使役についてもらったことに由来する。

 住まい手参加のメニューのご紹介。
 ◎内外部の木部塗装
 ◎竹小舞掻き(荒壁下地)と割竹つくり
 ◎荒壁掻け
 ◎焼き杉つくり
 ◎三和土の叩き など。

1塗装.JPG
塗装
2竹小舞を掛ける.jpg
竹小舞を掛ける
4ひたすら叩く.JPG
ひたすら叩く

5土を運ぶ.JPG土を運ぶ

6土を差しだす.JPG土を差し出す

3荒壁を掻く.jpg荒壁を掻く

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