山から始まる家づくり of 時ノ寿 木組みの家

3つの仕組み+1

山から始まる家づくり

時ノ寿木組みの家」が取り組む”山から始まる家づくり”は、川上(山・林業家)と川下(消費者・住まい手)を密接に連携し、あなたと山を繋ぎ、住まいの用材の選木から伐採…製材まで、あるいは土壁の小舞竹や土などを一貫してコーデイネートし、直接お届けする仕組みです。

掛川市は、静岡県の西部地の遠州灘と南アルプスの深南部の西側に広がるエリアで、周囲は豊富な森に囲まれ、手の届く処に木材という資源は眠っています。
そんな、豊かな山や森に囲まれたエリアだから自分たちの住まいを、目の前にある山や森の木を使って建てたいという思いに駆られることは自然のことでした。
いや、さらに50~60年前なら、近くの山の木で家を建てる、そんな家の作り方は当たり前だったのです。

その時代には、家を建てる時、古い建築の資材(古材)を再利用し、足らずまいを裏庭から調達していました、大工や左官の技術は、そうした、古材や建築を再利用する技術が全体の大きな部分を占めていました。
地元での伐採、製材の職人、大工、左官などがいれば、木の家は当たり前に建設できました。

建築は解体・移築、補修の技術に支えられ、そこには*1)Sustainという技術思想が内包され、資源循環とか、エコロジカルとか大きな理念を振りかざさずとも、資源の循環やエコロジカルな取り組みは、自然に行われていました。

時を経て最近、国産材への関心の高まりは、各地で県産材活用や、川上と川下を縦に連携する地産地消、山を育てる取り組みなどが盛んに行われるようになってきています。

私達はNPO法人時ノ寿の森クラブと共に、山の現状や環境のガイダンスをおこない、山の再造林・再生産や、資金の山元への還流促進をうながす必要性に付いて理解を求める活動を行っています。
「時ノ寿木組みの家」は、元気で再生可能な山を育てる為に、木を暮らしの中に活かす工夫や、有効に活用する提案をおこない、手入れの行き届かない山・森が、美しいかつての”いのちの森”に蘇る、持続的な森づくりのお手伝いの仕組みとも言えます。

1木の循環B.jpg時ノ寿の森.jpg継手と仕口.jpg

*1)Sustain 支える、維持する、可変的
建築が本来不変的なもので、また維持管理の手を加えつつ、Sustainさせ得るものであって、建築技術は本来そうした前提の上に成り立つべきものである。
「サステイナビリテイという概念は建築をどう変えるか」林昭男 JIAnews 1998年11月号P16)

植樹祭.jpg植樹祭

植樹祭1.JPG植樹祭

ガイダンス2.jpg環境ガイダンス

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